【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)2日(日本時間3日)=久保賢吾】ドジャースはフィリーズとの地区シリーズ(NLDS)を戦うため、敵地に入った。4日(同5日)の第1戦は、大谷翔平投手(31)が先発。メジャー8年目で初めてポストシーズン(PS)に登板する。DHとして打席にも立つ。同一年のPSで、野手でも、投手でも先発するのはメジャー史上初。未知なる領域で、チームを投打で勝利に導く。
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ドジャースのリーグチャンピオンシップ進出を懸けた戦いが、大谷の一投一打から始まる。1日(同2日)にレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)連勝後、ロバーツ監督は「ショウヘイが第1戦の先発です」と4日(同5日)のフィリーズとのNLDS第1戦に大谷が先発することを明言。PSでは初めて二刀流で出場する。
チーム一丸で実現させた最高のシナリオに、大谷が快投で応える。チームはWCSを連勝で突破。1勝1敗なら、第3戦の先発予定だったが、大事な地区シリーズ初戦のマウンドへと回った。仮に、2勝2敗で11日(同12日)の第5戦までもつれた場合でも、中6日で先発することが可能。直近4試合で計19回2/3を1失点と安定する大谷の力を最大限に活用する。
投手大谷はPSでは初となる。敵地シチズンズバンクパークも初登板。対フィリーズは今季の1試合のみで、5回を無安打無失点と完璧に封じた。今季はレッズとのWCS初戦で先頭打者弾を含む2発。アドレナリン全開で勝負強さを発揮し、流れを引き寄せたが、本塁打王のシュワバー、ハーパーらを擁する相手に対し、マウンドから試合を支配する。
打者大谷には、同球場での初アーチの期待もかかる。エンゼルス時代を含め、フィリーズ戦は18試合に出場し、打率2割5分、3本塁打、8打点だが、同球場ではノーアーチ。フィリーズは今季、本拠地での勝率がメジャートップの6割7分9厘を誇り、完全アウェーの雰囲気の中、待望のアーチで“ジエンゴ”し、PS初登板を勝利で飾る。



