ナ・リーグ地区シリーズ「カブス-ブルワーズ」は8日(日本時間9日午前6時8分)、カ軍の本拠地リグリーフィールドで第3戦が行われる。先発はカ軍がジェームソン・タイヨン投手(33)、ブ軍はクイン・プリースター投手(25)と発表された。

敵地で連敗し、後がないカブスは、地元シカゴで仕切り直しを図る。前日の7日、公式会見に臨んだカウンセル監督は、あらためて苦境時のメンタル面の重要性を力説した。「アスリートは毎日、レッスンで学習する。残念な結果が出ても、大丈夫、次は何だと、次のページをめくることがベストのやり方。どうすれば良くなるか、変えられるか、状況を正確に踏まえて次の瞬間を見据えられるか。それが我々がなすべきことだ」。今季は敵地での42勝39敗に対し、本拠地では50勝31敗(勝率6割1分7厘)。抜群の成績を残したこともあり、巻き返しへの自信は変わっていない。

実際、この日は故障からの復帰を目指す投手や控え選手によるライブBP(実戦形式の練習)を行うなど、次のシリーズへ向けた準備も進めた。今永昇太投手(32)は室内で調整、鈴木誠也外野手(31)は完全休養に充てた。その2人にしても、メジャー初のポストシーズンを、このまま終わらせるつもりはない。(シカゴ=四竈衛)

○…本拠地で連勝し、敵地に乗りこんだブルワーズのマーフィー監督は、あらためて自軍の結束力に胸を張った。米中西部の地方都市のチームで、全国区のスーパースターは不在ながら、粘り強さと隙のない戦いぶりで、今季はメジャー最多の97勝を積み上げた。同監督はチームの統率を「スープを作るようなもの。いろいろな具材を入れてそれをかき混ぜて味見をする。そこからいろいろな提案を試していく。それがなかなかいいことなんだ」と表現。シリーズ突破へ向け、穏やかな表情ながらも自信をのぞかせた。