フィリーズのオライオン・カーカリング投手(24)が、自らのサヨナラ失策に肩を落とした。
右腕は1-1の延長11回2死一、三塁で登板。一打サヨナラ負けのピンチで、キケ・ヘルナンデス内野手(34)をフルカウントからの四球で2死満塁とした。
打席には、今ポストシーズン(PS)1安打のアンディ・パヘス外野手(24)。1ストライクから、内角へのツーシームでバットを折ると、弱い打球はカーカリングの足元へ転がった。カーカリングは処理を試みるも、2バウンド目がハーフバウンドとなって打球をはじいた。一塁は余裕を持ってアウトになるタイミングで、J.T.リアルミュート捕手(34)も一塁を指示。だが、カーカリングは本塁でのフォースアウトを狙い、この送球が大きくそれ、まさかのサヨナラ負けとなった。
カーカリングはマウンドでぼうぜん。リアルミュートや指揮官らが、続々とメンタルケアのために寄り添った。
24歳が痛恨のミス。試合後には地元メディアのインタビューに「プレッシャーがかかる場面で、J.T.への送球の方が早いと思った。ひどい送球だった」と悔やんだ。
リアルミュートからの指示は「その瞬間に集中していた」と、聞こえなかったという。つづけて「とにかく前を向いて、今は最悪だけど頑張りたい。これを乗り越えたい。頑張り続けるよ」と前を向いた。
カーカリングは、メジャー3年目の中継ぎ右腕。今季は69試合に登板して8勝4敗、防御率3・30と好投を続けた。



