ドジャース大谷翔平投手(31)が26日(日本時間27日)、本拠地ドジャースタジアムに戻ったワールドシリーズ(WS)第3戦の前日会見に臨んだ。
ドジャースはここまで敵地トロントのロジャースセンターで1勝1敗。初戦は大敗を喫したが、2戦目は山本由伸投手(27)がポストシーズンで日本人初の快挙となる2試合連続完投勝利で同シリーズをタイに戻した。あす27日(同28日)の第3戦にはタイラー・グラスノー投手(32)、第4戦には大谷翔平投手(31)が先発する。
【大谷の一問一答は以下の通り】
-ここまでの2連戦と、これからに向けて
由伸が本当に素晴らしかったと思いますし、あれだけ素晴らしい打線を相手に、あれだけ素晴らしいピッチングをしてくれたっていうのは本当にチームメートとして誇らしいなと思ってますし。やっぱり素晴らしい打線を相手に投げるときは、自分のパフォーマンスをしっかり出さないと、抑えられないかなっていうのは大前提にあると思うので。相手の準備もしながら自分のコンディションを一番大事にしたいなと思っています。
-ポストシーズンではスプリットを多用。なぜ
まあその球種だけが特に有効かと言われたらわからないですけど、他の球の兼ね合いが一番大事じゃないかなと思うので。あとは投げるスポットもそうですし、その球だけが特に有効なわけではないのかなと個人的には思っています。
-監督が打席内容についてコメントしているが、それについてどう思っている
状態的には少しずつ上がってきているかなとは思うので。毎回良い打席をもちろん目指していますけど、必ずしも相手も良い投手ばかりですし、そういうわけにはいかないと思うので。事前の準備と、あとは打席に入る前の心構えと。大事にしながら、1打席1打席大事にしたいなとは思っています。
-ブルージェイズファンの大熱唱について
すばらしかったと思いますね。僕の妻がすごく大好きなチャントなので、いじられましたけど。個人的には良かったなと思っています。
-野外練習の目的は
一番は自分のスイングと実際に飛んでいる打球の質感というか、そこの打球の感覚によって自分が正しく構えているか、正しく振れているかっていうところが一番。中(室内練習場)ではできないことかなって思うので、あとはもろもろビジョンの見え方とかそういうところも含めて、確認はできたらしたいなと思っています。
-二刀流を目指す少年へメッセージ
そういう風にやりたい選手がいるのであれば、諦める必要はないと思いますし。どこまでもできると思うので。本人の本当にやる気と努力次第でどこまでも個人的にはいけるんじゃないかなと思っていますし、応援しています。
-少年時代の大谷へメッセージ
今ですか?どうですかね。もうちょっと勉強しなさいって言えば良いんじゃないですかね(笑い)
-憧れの野球選手はいたか
野球はずっと見てはきたので、ただその頃はまだどんな試合も見られるわけではなかったので日本人がプレーしている試合が多かったですし、そういう意味では松井さん、イチローさんはよく見ていたので。憧れみたいのはもっていたかなと思いますね。
-スプリットがPSで空振り率が90%、レギュラーシーズンでは25、26%。57~58%増えた。相手が振りたくなるところまでコマンドが上がったのでは。ここまでの仕上げに一番意識したプロセスは
単純にリハビリのプロセスの中で優先順位が一番遅いというか、なんていうんですかね、ピッチングの中で大事な球種ではありますけど、そのリハビリの中では最後の最後に調整する球ではあるので。まあ間に合って調整できたのは良かったですし、そういう意味では最初の方に投げていたスプリットっていうのは、まだ調整段階のあまり精度の高くないものではあったのかなとは思っています。
-投手に関して。2年前と投げ方、球種、球速帯も変わり別人が投げているように見える。自身としては術前と術後で感覚は
まあワインドアップも含めて変えている点ではありますけど、一番は不安なくしっかり投げられているのが一番の違いかなと。2022年2023年も投げましたけど、やっぱりこうどこか思い通りにいかないという違和感がありながら投げたりしている時期もあったので。今は今のところそういうことはなく、自分のやりたいように体がついてきているなとは思っています。
-フリー打撃の話で先日レギュラーシーズンではそこまで必要なかったという話もあって、短期決戦で作業が必要になった理由
休みが多かったっていうのもそうですし、シーズン中は全体のボリュームも考えないといけないので。ゲーム中のスイング量もそうですし、1日のスイング量自体も管理はしないといけないので。外で自分が思っているよりも負荷が高くなってしまいがちなので、そういうところはレギュラーシーズンとは違うかなと思います。
-ブルージェイズ打線、ベンチから見て感じて投球に生かせること
まず大前提として自分がしっかりとしたパフォーマンスというか、自分の持っているものの中で高いパフォーマンスをまず出せるという状況をつくるのが最優先かなと思いますし。その中で、相手を分析したものをもとに対策していければいいのかなと思っています。
-1勝1敗で本拠地に帰ってきた
まあもう終わったことは切り替えてというか、3戦先取のホーム開幕だと思って臨めばいいんじゃないかなって思っています。
-ワールドシリーズで初の二刀流
シリーズの前も言ったのですが、去年は肩のケガもあって、なかなかシリーズ自体に全力で集中できる状況ではなかったので。そういう意味では大きく違うと思いますし、肘の状況も含めてまず健康体でまずプレーできるということに日々感謝したいですし、ここまでこう最後まで残ってワールドシリーズを戦えているということにまず感謝したいなと思っています。
-シーズン終盤プレッシャーが増える中で、自宅には愛犬などもいるがどういったことでリラックス
さっき言われた通り、家に帰ったらリラックスしていますし、はい。家庭内ではね、トロントで言われたようなチャントは言われないように努めたいなと思っています(笑い)
-僕の妻が大好きなチャントと先ほど。具体的に打席で聞こえたのかあとから教えてもらってわかったのか
聞こえてはもちろん。はい。MVPのときもそうですし、基本的には聞こえてはいますけど、まあ集中はしているので、特にそれが気になるなとかはないですし。はい。
-山本が2試合連続完投勝利、大谷投手としても完投勝利は現実的に見られるものなのか、メジャーでどれだけ難しいことなのか
いやまあレギュラーシーズンの中でも1試合完投するのは難しいですし、それをポストシーズンのね相手のレベルも高くなる、プレッシャーもかかる中で、2試合連続でこうやってくれるっていうのはなかなかもちろんできることではないので。頼もしいというか僕はオフェンスをそのときやっていたので、オフェンス陣からしたら、頼もしく早くこう援護してあげたいなっていう気持ちにもなりますし。本当に素晴らしいピッチングだったと見ていて思いました。



