MLBが各球団に、AIを試合中の戦略に活用することを禁止する通達を出したと、米専門メディア「ジ・アスレチック」などが16日(日本時間17日)、伝えた。
MLBでは試合中のベンチでiPadを使用することが2016年から解禁され、スタッツなどを確認するためMLBが提供するアプリのみが使用でき、試合中にインターネットのサイトやSNSにアクセスすることは禁止された。サイン盗みのスキャンダルがあった後の2020年から使用の厳格化が行われたが、ビデオで終わった打席を確認することなどは可能だった。
ところが現在、各球団の活用方法は、本来想定していたものを超えたものになってきた実態があるという。AIを活用して代打などの選択、配球を決めたり、これまでは選手自身やコーチに委ねられていた試合中のプレーにおける判断をAIに任せたりといったことが行われるようになったと、MLBの通達メモに記されていたという。メジャーの1/3の球団が、本来の目的を逸脱した使用を行っていると、同メディアは伝えている。
通達は6月11日に行われ、後半戦開幕前の15日(同16日)からAI活用禁止のルールが適用開始となった。



