レイズが6年ぶり3度目のワールドシリーズ出場に王手をかけた。敵地クリーブランドでのア・リーグ優勝決定シリーズの第5戦。先発のラスムセンが7回4安打1失点と好投し、3-1でガーディアンズを振り切った。第1戦では7回途中2失点と好投しながらもチームが敗れていただけに「この時期は勝つことが最も重要。チームが達成できるよう、自分にできることを全てするだけ」と話した。

今季習得したばかりの、縦に落ちるチェンジアップがさえわたった。95球中27球を投じ、ストライクが21球で被安打0。「キャリア全体を通じて、自分の球種のレパートリーに加えたもので、これほど大きなものはない」。昨年まで1%未満だった球種。「球団が(改良の)アイデアを持ってきてくれた」と今季は13%と武器となった。投手の「魔改造」は年俸総額の低いレ軍の得意技。組織力で6年ぶりの大舞台へリーチをかけた。

▼レイズが3勝2敗でシリーズ突破に王手をかけた。ポストシーズンの7試合制シリーズで2勝2敗から第5戦に勝ったチームが、シリーズを制したのは、69回中46回で突破率67%。現在の2-3-2試合で移動するシリーズで、2勝2敗から第5戦を敵地で勝ち、第6、7戦を本拠地で戦うチームがシリーズを制したのは、28回中21回で突破率75%。レイズが勝つと、ナ・リーグ王者ブルワーズもワールドシリーズ優勝経験がないため、どちらも初優勝となる。