西武のエース岸孝之投手(30)が3年連続の開幕投手へ大きな不安を抱えた。27日オリックス戦に向けた最終登板。3回のマウンドに姿がなかった。2回のバルディリスへの投球時に左脇腹に違和感を覚え、イニング完了後に途中降板して所沢市内の病院へ。検査結果は異常なしで田辺監督も「(2回に)球速が落ちたから流したのかと思った。でも大事に至らなくて良かった。開幕投手は予定通り、変わらない」と現状は変更なしとした。

 それでも、岸の口は重たかった。「急に来た。痛くなかったら代わっていない」とポツリと言った。昨秋には右脇腹に違和感を覚え、日米野球を辞退。箇所は違うが、デリケートな部分だ。「(開幕は)今のところ、そのつもりです。もう1回(医師に)診てもらってですね」。今後、再検査を受けて患部の状態を見極める。結果が思わしくなければ代役を立てる可能性もある。指揮官は「(判断するのは)開幕間際に」と岸を最優先とした。

 2月1日に背筋痛で出遅れたが、回復して大役へ順調な調整を続けてきた。だが最後のテスト登板で思わぬ不安材料が発生してしまった。