オリックスが今季2度目の5連敗で、今季ワーストタイの借金12を抱えた。ブランコ、中島を出場選手登録即スタメン起用。T-岡田をプロ初の先発・右翼に入れて重量打線を組んだが、9安打3点止まり。投手陣は今季ワーストの16安打を打たれ、9回は塚原がプロ野球タイの1イニング3死球を出して警告試合になった。

 「2回の2点がもったいない。微調整で防げる点はある。どうしても負けがこんでいるから焦ってしまって、冷静に見つめるところが欠けてしまっている」。森脇浩司監督(54)は2回のレアードの2ランを悔やんだ。

 希望の光は復帰初戦でマルチ安打を記録した中島だ。ウエスタン・リーグでは2打数無安打だったが、1軍ではさすがの勝負強さを見せた。それだけに6回1死満塁で見逃し三振に倒れた外角直球の判定に、顔色を変えた。「ヒットが出たのはよかったし、最後まで出ることができた。でも(6回は)試合の大事な場面。あれを(ストライクと)取られたら見逃せなくなる」。自信を持って見逃しただけに、判定が残念でならなかった。

 昨年まで不動の正捕手だった伊藤が再調整で3年ぶりに出場選手登録を抹消されるなど、チームは非常事態。流れを変える救世主がほしい。【堀まどか】