大谷との大男対決は任せろ! 阪神ランディ・メッセンジャー投手(33)が今季2度目のスライド先発で日本ハム大谷と投げ合う。予告先発されていた5日日本ハム戦は午後4時40分、降雨とグラウンドコンディション不良で中止。即座にスライド先発が決まり、最速162キロの20歳右腕とガチンコ勝負も決定した。

 7連勝中と無傷の193センチ90キロ大谷に、公称198センチ121キロのメッセンジャーが立ちはだかる。サイズ感はすでに勝利。あとは豪腕を振るだけだ。打者大谷も斬って、投手大谷に投げ勝ってみせる。

 雨が強くなってきた甲子園。メッセンジャーは室内練習場のドアから顔を出し、外の様子を心配した。キャッチボールを行い、この日のマウンドに向けてみっちりと調整。トレーナー陣と笑顔で会話し、リラックスした表情も。万全の準備は、1日の持ち越しでも乱れない。

 今年のスライド登板は4月11日広島戦。6回途中まで8安打5失点で黒星を喫した。それでも元来、スライド登板にはめっぽう強い。最多勝、奪三振の2冠に輝いた昨年は3度も経験。その全てで白星を挙げ、イレギュラーな注文にも応えてみせた。

 突然の9連戦、その先陣を切ることにもなる。不振による2軍降格から1軍復帰した5月29日西武戦は7回無失点の力投で今年初の0封。約1カ月ぶりの白星を手にしながら「もっと勝てるように頑張ります」と力強く宣言していた。エンジンはかかった。好条件はそろった。大男対決を制し、チームをさらに勢いづける。【宮崎えり子】