不思議な負けだナモ…。中日はオリックスを上回る11安打を浴びせながら、なぜかホームを踏めなかった。平田の復帰、打順組み替えも実らず。負け越しは最多の6に更新された。
じれったい。この5試合で計6点は挙げているが、本塁打をのぞくと適時打ゼロ。3回は無死一塁でバルデスのバスターが遊ゴロ併殺。4回は1死から森野、平田、エルナンデスの3連打で満塁としながら藤井が二ゴロ併殺。金子に許した併殺は3。ピンチでギアを上げる金子とはいえ、決定力不足は深刻だ。
3番ルナ、4番森野、復帰した平田で組んだ新クリーンアップでも4度目の完封負け。谷繁元信兼任監督(44)は「チャンスでどう打つか。ずっと課題としてあるんだけど、時間をかけてでも、ずっとやっていかないといけない。全員(の課題)が一緒というわけじゃない」と浮かない表情だった。
試合後は野手ミーティングが開かれた。今季初の4番で2安打した森野は「11安打しているんだから打てる打者はいる。金子にもっと球数を放らすとか、いやらしさを出してもよかった」。大島は「1人1人が打席で仕事をするしかない。突破口を開きたい」と口元を引き締めた。
ファンが楽しむ勝利の儀式としてナゴヤドームでも交流戦から始まった、手締め「なも締め」。方言を由来に名古屋の新名物として広がりを見せつつあるが、2日に勝って以来、竜党は4試合おあずけを食らっている。5位に転落し、交流戦はDeNAと並ぶ最下位に。交流戦ホーム最後の今日こそは「なも、なも、なも!」と威勢よく響かせたい。【柏原誠】



