オリックスが自滅で今季20度目の逆転負けだ。1点リードの7回から継投に入り、落とし穴は8回にあった。岸田が犠飛で追いつかれると、2死二塁で降板。ここで登板した塚原は、ルナのゴロを取り損なって内野安打にしてしまった。「ボールが来る前にグラブを閉じてしまった。打球がチェンジアップだった」。
小さなミスで一、三塁とピンチが拡大。すると今度は目を疑う場面が訪れた。次打者森野の初球を、伊藤が捕逸で決勝点を献上。塚原は浮いた球を「フォークが落ちずに伸びた。ワンバウンドを投げていれば…」と振り返った。サイン違いでもなかったという。伊藤は想定外の球かと聞かれ「そうなりますね」と話すのが精いっぱい。昨季ゴールデン・グラブ賞受賞者の痛すぎるミスだった。
救援失敗が目立っていたリリーフ陣が初戦、2戦目と無失点。そんな流れを手放し、今季初の同一カード3連勝を逃した。1点差試合は3勝18敗。福良淳一監督代行(54)は「仕方ない。一生懸命やってるしね」とかばった。次カードから中島、小谷野、ブランコら故障者組が復帰の可能性がある。ただ相手につけいるスキを与えていては、借金17の最下位から浮上はどんどん厳しくなっていく。【大池和幸】



