最下位から飛び出すぞ! 巻き返しを期す中日は「3D」が再結成された。リカルド・ナニータ外野手(34)が26日、1軍に合流。腰痛のため5月26日から2軍生活が続いていたが、4月戦線を支えたルナ、エルナンデスとのドミニカ共和国出身トリオ「3D」がそろった。
2軍の由宇遠征からそのまま広島に残ってマツダスタジアムへ。試合は雨天中止になったが、室内練習場で行われた打撃練習では鋭いライナーを左右に打ち分けた。「帰って来られてとてもうれしい。チームが負けたときは自分が何もできず悔しかった。与えられたところで役割を果たしたいね」。
“再会”したルナとエルナンデスの「2D」からは「今は連敗中だけど、何とかチームの悪い流れを変えてくれ」と期待の言葉を掛けられたという。ヤクルト戦3連敗で単独最下位に転落し、移動日なしの広島遠征。このタイミングで昇格した意味は本人も分かっている。
明るい表情で全体練習を見守った谷繁兼任監督も「ファームでしっかり出ていたし、普通にやれている。いろいろな使い方がある」とナニータ復帰を歓迎した。左翼レギュラーは和田で不動だが、一時期の勢いを失っている今、第3の「D」が活躍する機会は広がっている。【柏原誠】
◆3Dの活躍 4月に3人ともサヨナラ打を放つなど中軸として活躍。4月半ばまで首位を走る原動力になった。ナニータは腰痛を発症して2軍落ちするまで主に5番で打率3割2分2厘をマーク。谷繁兼任監督も「3人並ぶと元気が出るんじゃないかな」と相乗効果を認め、3Dの呼び名も定着した。ナニータ離脱後、エルナンデスが打率2割9分3厘から2割6分1厘と絶不調に陥った。



