またやられた。2回、阪神岩崎優投手(24)が先頭の4番エルドレッドにバックスクリーン右へ先制ソロをくらった。能見が浴びてから、ほぼ24時間後にまた献上。外角スライダーを捉えられた岩崎は「中途半端になってしまった」と1球を悔やんだ。
この3連戦、鯉の4番には全試合で打点を許した。和田豊監督(53)は「エルドレッド1人にやられている。(今回の)3連戦だけではなく、同じやられ方をね」と苦言。今季、エルドレッドが出場した阪神戦10試合で、セ・リーグ最多の5本塁打を打たれている。2・5ゲーム差に迫ってきた広島とは残り4試合。もう同じ光景は見たくない。虎投にめっぽう強い主砲を封じ込めなければ戦況は苦しくなる。
岩崎は5回1/3を5安打2失点で今季8敗目を喫した。先制されて以降は粘ったが、甲子園で6試合勝ちなしとなった。和田監督は「岩崎はあの1球だけ。その後はしっかりと抑えてくれた」とねぎらった。18日から始まる勝負の12連戦は藤浪、メッセンジャー、能見、岩田らとともにフル回転が期待される。
悔しい8敗目の中で得た手応えを次に生かす。岩崎は「状態自体は悪くないので、勝ちにいっているから悔しいですけれども、内容を反省して次にしっかり投げたい」。2年目左腕が奮い立つ。【宮崎えり子】



