守護神、やります! 中日田島慎二投手(25)が20日、ナゴヤ球場で契約更改交渉を行い、1400万円アップの4200万円でサインした。今季はクローザーも経験。プロ5年目を迎える来季へ、守護神に手を挙げた。

 「誰でも順番でそこを投げさせてもらえるというところではない。9回を任せたと言ってもらえる安心感を持ってもらえるように、やっていきたいです」

 今年は不動の守護神岩瀬が左肘の故障で1軍登板なく、田島が9回のマウンドに上がることもあった。「ものすごく体以上に疲れを感じた。9回は特別だなと。初めて投げた時は終わった瞬間に安心した」。チーム最多の64試合に登板し、1年間通して1軍戦力だった。西山球団代表は「欠かせない投手になっている。試合の後半部分を担う投手。チーム最多登板ですし」と評価した。

 谷繁監督は「岩瀬は何とか最後の力を振り絞っているところ。うまく体が来年に向けてできれば」と復活に期待しているが、まだ「勝利の方程式」の案は立っていない。候補としてドミニカ共和国出身でメジャー経験のある最速160キロ右腕ハイメの獲得が浮上。シーズン当初、代役を務めたが不調に終わった福谷、金子と立候補者も乱立し、空位を巡るバトルが注目される。

 1年間、戦い抜く体を作り込む。「1月は鳥取で動いて、そのまま直で沖縄に行こうと思っている」と1月中旬からナゴヤ球場で行われる予定の合同自主トレは参加しない方向。自身と向き合い“竜神”の座を射止める。(金額は推定)【宮崎えり子】