今日からスタート! ソフトバンクが20日、宮崎での秋季キャンプを打ち上げた。工藤公康監督(52)は選手別に課題を記したファイルを近日中に渡し、オフの間もトレーニングを続け、来年2月の春季キャンプを迎えるよう通達。日本一3連覇に向け、ナインに号令をかけた。

 「ここで終わりではなく、ある意味ここからがスタート。休みたい気持ちも分かるが、趣味で野球をやっているのではなく、仕事だと自覚してほしい。変わろうと思えばこのオフだけでも変われる。今の体のまま2月を迎えないよう(レギュラーから)ポジションを取る気持ちを持ってオフを迎えてほしい。春、違う姿で会えたとすれば3連覇も夢じゃないと思う」

 自身は連覇を果たした日本シリーズから1日休養しただけでキャンプ地入りした。この日はケガ人をのぞく全選手に12分間走を課し、走行距離を計測。連日、若手投手陣に体幹トレーニングを教えるなど、精力的に指導を続けてきた指揮官は「体力なのか技術なのか、自分に何が足りないのかを明確にすれば、選手も取り組みやすい」と、オフの覚醒を期待した。

 秋季キャンプの満足度を聞かれると「70点」と答えた。オフの2カ月間で選手たちが与えられた課題に取り組み、成長した姿で来年2月のキャンプを迎えられれば100点に到達するという考え。「このオフの過ごし方次第では、一気にレギュラーを取るくらいの選手が出てきても不思議ではない。やったかやらないかは動きを見たら分かる。楽しみにしてるよ」。

 やるも、やらぬも自分次第。だからこそ休んではいられない。シーズン終了とともに、来季のレギュラー争いのゴングが、早くも鳴らされた。【福岡吉央】