左肘手術からの復活を目指すソフトバンク大隣憲司投手(31)が、来季5年ぶりにホークスに復帰する和田毅との「左腕共闘」を誓った。「競争は激しくなるが、先発ローテに入れるように、もう1度、一から頑張りたい。しっかりと自分も1つ1つやっていかないといけない」。

 今季は開幕から6月上旬まで先発として5勝を挙げたが左肘の違和感を訴えて離脱。8月下旬に左肘を手術した。31歳の誕生日だった19日にキャッチボールを再開したばかり。21日も3日連続で腕を振り「投げた感覚は悪くない。ここで腫れたりしないよう、気をつけて、様子を見ながらやりたい」と表情も明るい。

 来季の目標はフルシーズンの活躍だ。「1年丸々は働いたことがないし、そのつもりで鍛えたい。しっかり体をつくってキャンプインしたい」という。

 来年2月のキャンプでは、ライバルのほかの投手陣と同じスタートラインに立つつもりだ。「2月1日はブルペンに入れる状態にしたい。下手したら1月に入っているかもしれない。キャンプまでにある程度までにはもっていきたい」と青写真を描く。肘のケアを優先し、自主トレは西戸崎で行う考えだ。

 ソフトバンクは今季、大隣が離脱した後は先発陣が右腕だけという状態が日本シリーズまで続いた。工藤監督は先発に左腕が加わることを理想としており、和田、大隣の2人の左腕が先発ローテでフル稼働すれば、鷹の先発陣はより強固なものとなる。【福岡吉央】