高級車ベンツのような、強いボディーをつくれ! 巨人高橋由伸監督(40)が3日、都内での「ヤナセ・ジャイアンツMVP賞」の贈呈式に出席し、同社からメルセデス・ベンツ「C180」を贈呈された。真っ白な新車を目にした高橋監督は「ベンツはプロ野球選手になって最初に証しとして買えた車」と告白。「3年乗ったけど故障は1回もない。(ベンツは)強いイメージ。野球選手も1年間戦える体が、試合に出る一番の条件」と、ベンツのような頑強さを選手に求めた。
故障者の続出が、今季の打撃不振を招いた要因だった。春季キャンプ前には、坂本が腰痛で離脱。シーズン中も阿部ら主力が続々と2軍に降格し、リーグ4連覇を逃す引き金になってしまった。高橋監督は「けが人が多かった。誰ひとり出なければいいんですけどね」と、同じことを繰り返さないことがV奪還への鍵とみている。
だからこそ、オフから強靱(きょうじん)な体をつくっていくことを要求した。今季、選手だった高橋監督は、長野と鈴木とともに、離脱せずに1軍の戦力であり続けた。その秘訣(ひけつ)について「自分はけがが多かったので言えた柄ではないですが、体としっかり向き合って、今の自分に何が必要かをしっかり考えたつもり」と、準備の大切さを強調。「準備は人それぞれで違うと思いますが、最善は尽くしてほしい。みんなそれぐらいの自覚はあると思っています」と期待した。【浜本卓也】
◆巨人の今季けが人 主力が相次いでけがに見舞われた。阿部は4月に右ふくらはぎ肉離れ、6月に首痛で2度の2軍降格。相川も2度のけがで出場40試合に終わった。坂本は4月にふくらはぎの張りで約8年ぶりに降格。村田、亀井、片岡、寺内、松本も下半身のけがで離脱。またアンダーソン、大田、堂上はリハビリで開幕に間に合わなかった。投手陣も内海が3月に左前腕部の張り、杉内が7月に右股関節痛、菅野が5月に首痛、マイコラスが8月に蓄積疲労で抹消された。



