改革なくして成長なし-。ヤクルト真中満監督(44)が5日、来季の打順について「川端-山田-畠山」からの変更を恐れないことを示唆した。「始まってみないと分からない」と、リーグ1位の得点(574)&打率(2割5分7厘)を誇ったオーダーをアレンジする意向を示した。14年ぶりのリーグ優勝は首位打者を獲得した2番川端、トリプルスリーを達成した3番山田、打点王の4番畠山の流れが原動力となったが「4番を誰が打つかも決めていない。山田も周囲とのバランスを見てから」と説明した。

 さらなる高みへ、足元も固める。今春キャンプから強化した走塁面では、昨季の62個から大幅に上回る83個の盗塁をマーク。それでも、「成功率を上げないと意味がない。ポイントで決めないと得点にはならない」と手厳しかった。今季は巨人(75・6%)に次ぐリーグ2位の74・1%の成功率をマーク。同監督は「最低でも7、8割はほしい」と、現状に満足はしていない。

 この日は、栃木・那須塩原市内で行われた「那須塩原市誕生10周年記念野球教室」に講師として参加。同市の小中学生166人を相手に走塁や打撃の指導を行った。就任2年目となる来季。プチ改革ありきで、着実に連覇への道を進む。【栗田尚樹】