2軍調整中の巨人内海哲也投手(35)と大竹寛投手(34)が、開幕ローテ入りをかけた最後のアピールへ意気込んだ。

 21日のヤクルトとのオープン戦(神宮)に登板予定の2人は20日、ジャイアンツ球場の室内練習場のブルペンで投球練習を行った。内海は61球、大竹は37球を投じ、登板に備えた。

 内海の前回登板は15日の教育リーグヤクルト戦。7回から2番手で登板し、2回2失点だった。同試合で先発し7回無失点の吉川光や中川らとの左腕ローテ争いが激しい。「とにかく一生懸命にやるだけ。いただいたチャンスで出されたサインに精いっぱい投げるだけです」と闘志を燃やした。

 大竹は前回、13日の教育リーグ西武戦で先発し、5回無失点。今季実戦3試合に登板し10イニングを無失点と好調を維持。「今までやってきたことをやるだけです」と話した。