ソフトバンクは27日、デニス・サファテ投手(36)と来季から3年契約を新たに結んだことを発表した。出来高を含め3年で総額20億円前後の大型契約とみられ、4月9日に37歳を迎える絶対的守護神は40歳までホークスでプレーする。順調なら今季中に国内FA権を獲得し、来季からは外国人枠から外れることもプラスとなった。

 三笠球団統括本部本部長は「昨年のMVP。パフォーマンスも年々上がっている。(球団として)最大限の誠意を出した」と、説明した。サファテは球団を通じ「今年から4年間、ホークスの選手でいられることを本当にうれしく思います。この大変大きな契約に恥じない活躍ができるよう、日々精進していくつもりです」とコメントした。

 サファテは11年に広島に入団、西武を経て14年からソフトバンクでプレー。昨季は日本新記録となる54セーブを挙げた。