21日に行われる東京6大学リーグの東大-明大1回戦の試合前に、1月に死去した明大OBの星野仙一氏(享年70)の追悼セレモニーが行われる。

 今春の開幕ゲームを前日に控えた20日、明大ナインは東京・府中市のグラウンドで最終調整を行った。星野氏と同郷の岡山出身で4番を務める逢沢崚介外野手(4年=関西)は「明日は特別な日。星野さんは自分にとって岡山、明治とつながりのある方。人一倍気持ちを持って臨み、勝ちにこだわりたい」と決意を新たにした。

 善波達也監督も「開幕はやはり特別なもの。いいスタートを切りたい」と語った。セレモニーでは、バックスクリーンのビジョンに星野氏の明大時代のVTRなどが流される予定で、OBや関係者も駆け付ける。