広島4年目の野間峻祥外野手(25)が放った人生初の満塁弾が、ヤクルト・ブキャナンを攻略。チームに再び貯金10をもたらした。

 2点を追う3回2死満塁。2球で追い込まれたがカーブを拾った。左翼から右翼に吹く強風にも後押しされて右翼席最前列へ。1年目の15年4月19日中日戦(マツダスタジアム)以来、3年ぶりの1発は「生まれてこのかたない」と本人も目を丸くする決勝弾だ。

 一塁走者の新井は三塁コーチの「スピードを緩めていい」というジェスチャーに「あの高さで入るとは思わなかった。(球が)中継プレーから返ってきたと思った」と三塁で止まる勘違い。試合後はニヤリと「すごいパワーですね。(打席では)早めに追い込まれていたので、何とか野間さんにつなごうと思った」と恒例の“野間いじり”だ。

 1軍に合流した12日には練習前の円陣で「新聞で野間選手の高打率を見るたびに下痢が止まりません」と笑いを誘った。その後もいじられ続ける野間は「3割を切ったらもういじらないと言われているので、切らないように。いじってもらえるように頑張ります」と好調な打撃といじられ役の継続を誓った。【前原淳】