立大1年池田陽佑が初勝利「声かけてもらい楽しく」

  • 明大対立大 8回裏立大1死、左前打を放つ池田陽(撮影・狩俣裕三)
  • 明大対立大 試合後、ガッツポーズで記念撮影する立大・池田陽(撮影・狩俣裕三)

<東京6大学野球:立大4-3明大>◇11日◇神宮

立大のルーキー池田陽佑投手(1年=智弁和歌山)が大学初登板で初勝利を挙げた。明大戦に同点の8回から登板すると、直後に冨永魁三塁手(4年=桐蔭学園)に勝ち越し本塁打が飛び出した。2イニングを1安打無失点。4季連続甲子園に出場した右腕は、神宮デビューを白星で飾った。

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初の神宮マウンドにも1年生池田は慌てなかった。1点のリードをもらった直後、9回の先頭に二塁打された。「緊張もあったけどやっと投げられるワクワク感がいつも以上にありました」。後続の3人を内野ゴロ2、右飛に仕留めた。

溝口智成監督(52)は、1年生の投球をこう評価した。「堂々としていた。ピンチにも勢いがあった」。140キロ半ばの速球に変化球を交えた。抜てきの理由を聞かれると「開幕が近づいてきて腕が振れるようになってきた」と話した。

高校での実績は十分だ。4季連続して甲子園出場、昨夏は星稜・奥川(現ヤクルト)と投げ合ってサヨナラ負けしたが、日本代表にも選ばれた。

「先輩に声をかけてもらい楽しくやれた。今日みたいな投球を心掛けてやりたい」。池田陽が次戦に向けて話した。初打席では明大・入江の146キロを左前打した。いきなりの初勝利に初安打。立大に頼もしい新戦力が加わった。

▽立大・冨永魁三塁手(ドラフト候補の入江から決勝アーチ)「塁に出たら代走を出してやる、と言われたのでなんとか塁に出ようと思った。その結果です」