ソフトバンクは25日、4日から行ってきた宮崎秋季キャンプを打ち上げた。栗原陵矢捕手(25)を中心に大きな円を作り、手締めで締めくくった。

藤本博史監督(58)は「思ったことができた秋季キャンプだったと思います。野手の場合はしっかりバットを振れたので。ピッチャーも下半身強化ということで、ピッチングコーチも考えてやってくれたと思います」と振り返った。今キャンプのMVPには、野手に栗原、投手には田中正義投手(27)、大関友久投手(23)を選んだ。指揮官は「栗原は今年1年間1軍で頑張って、秋のキャンプを完走しましたからね。元気もあったし一番いいお手本になってくれた。大関はブルペンにもたくさん行って、自分に厳しく取り組んでくれましたね」と話した。

大関と田中は、来季先発転向を目指す。貴重な先発左腕として期待される大関は「スタートダッシュを切れるようにやっていきます」と早くも来春を見据えた。