広島田中広輔内野手(32)が16日、マツダスタジアム内で契約交渉を行い、現状維持の1億5000万円で更改した。来季は2年契約の最終年となる。(金額はすべて推定)

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今季は開幕スタメンに名を連ねるも、打撃の状態が上がらずに遊撃のポジションを小園に譲った。「見ての通り情けない。これまでの野球人生で体が元気で、こんなに苦しいことはなかったので、いろいろと考えさせられるシーズンだったかなと」。

プロ入り最少の81試合の出場に終わり、打率2割6厘、2本塁打、8打点、1盗塁。シーズン終盤には2軍に降格し、フェニックスリーグにも参加した。

「若い子ともう1回泥んこになって切磋琢磨(せっさたくま)しながら、僕は僕なりに仕事ができるように。チームの勝利に貢献できるように、周りを見ながら。会長は任期を終えましたけど、(大瀬良)大地をサポートしていきたいと思います」。中心選手として、巻き返しを誓った。