都市対抗優勝のENEOSに加入した元レッドソックスの田沢純一投手(36)が9日、オンラインで会見を行った。背番号は、レ軍で6年ぶり8度目の世界一に貢献した13年と同じ「36」となる。
ユニホーム姿で登場し「少しでも力になれたらと思って加入しました。少しでも経験を後輩に伝えて、貢献できればいいなと思っています」と話した。メキシコから6月末に帰国し、その後は自主トレを重ねていた。チームには5日から合流。打撃投手を務めるなど、コンディションを上げている。
08年以来14年ぶりの古巣復帰。数年前から、大久保秀昭監督(53)に復帰の打診を受けていたという。「社会人野球からメジャーにあがれたことも社会人野球のレベルが高いということ。入ったからには海外でやってきたことを選手に伝えて、さらにENEOSが強くなればいいなと思っています」と話した。
大久保監督は「ワールドチャンピオンになった社会人指導者はいないと思いますし、彼が歩んできた社会人以降の道はなかなか大変なことにチャレンジし続けている。今はプレーヤーとして頑張ってもらいたいし、戦力になってほしい思いはありますが、それ以降も当然、視野に入れています」と指導者としての道も示した。
ドラフト会議で指名される可能性もあるが、大久保監督は「そういう風になれば本人の判断に任せます」。田沢自身は「今はチームに貢献することが大事かなと思います」と笑顔で話した。
今後は、オープン戦の登板を経て15日の関東リーグ日本製鉄鹿島戦(等々力)に登板する予定。10月末から開催される社会人日本選手権(大阪・京セラ)に出場する。



