今春5位に終わった早大が、初戦で白星を飾った。早大野球部監督として東京6大学リーグで6度の優勝に導いた応武篤良氏が7日、64歳で死去していた。小宮山悟監督(56)は「勝って報告できるようにと選手には言っていた。いい形で完璧な試合ができて、ホッとしています。今日、勝ててよかったです」と話した。

2人の継投で、無失点勝利を挙げた。先発の加藤孝太郎投手(3年=下妻一)が8回を97球で被安打4の無失点。9回は伊藤樹(たつき)投手(1年=仙台育英)が無失点で抑えた。加藤は「とにかく0に抑えようと思っていた。低めに強いボールを放ることができた。抑えられてよかった」。小宮山監督も「言うことありません」と評価した。

ラッキーボーイも現れた。今春、守備固めで3試合出場の山県秀外野手(2年=早大学院)が「9番遊撃手」で初スタメン。3回の初打席でいきなり三塁打を放つと、6回は先頭で左前打を放ち、先制点の起点となった。「緊張したけど、野球を楽しむことを考えていた。4年生の足を引っ張らないように、下級生でしっかりやりたい」と意気込んだ。

▽早大・山県秀内野手(初スタメンで三塁打を含む2安打)「緊張したけど、野球を楽しむことを考えていた。4年生の足を引っ張らないように、下級生でしっかりやりたい」

▽法大・加藤重雄監督(再三の好機を生かせず完封負け)「オープン戦では粘りとつながりをテーマにやってきた。それが本番の第1戦でできなかった。切りかえてやるしかない。このままでは終われない」