中日大島洋平外野手(37)が10日、名古屋市の千種警察署で大野雄とともに1日警察署長を務めた。
歳末の盗難防止、検挙率アップを訴えた後、自身は得点圏打率アップをにらんだ。「走者がいる時に、クイックに立ち遅れるというか、間に合わない時が多かった。立浪監督と話をした中で、どうやって技術を上げればと考えた」。今季はケガ、新型コロナ感染に苦しみながら、109試合に出場してリーグ2位の打率3割1分4厘。3冠王ヤクルト村上と首位打者を争った一方、得点圏打率は3年連続で3割を下回った。
そのため、反射能力を高めようと今オフ取り入れたのがリアクショントレーニング。「僕はタイミングをゆっくり取って打つタイプ。早くパンパンと打つのが苦手。素早い動きに対応できるように」と、色の違う光が発出する機器に体を反応させるものだ。「自分の幅を広げる」。投手のクイックモーションなどに差し込まれない対応力を新兵器で磨いている。
通算2000安打までは残り115本。古田敦也、宮本慎也、和田一浩に次いで史上4人目となる大学、社会人経験者の名球会入りが迫り、「1つの節目。やっと手の届くところにきている。早くすっきりしたい」とも言った。岡林の台頭、新外国人獲得など、外野の定位置争いは激しい。「自分のやることをやるだけ」。竜のヒットマンは、チームの得点力アップに自らの進化で貢献する。【伊東大介】
○…大野雄大投手(34)はプロ入り後初めて1日警察署長を務めた。警察官の制服姿で防犯意識の大切さを訴えた左腕は「防」にちなみ「勝敗は自分ではどうしようもないが、防御率は自分で良くできる」とし、「最終的に取れればいい」と来季の最優秀防御率に意欲を見せた。今季は8勝8敗で、防御率はリーグ4位の2・46。同タイトルを取れば3度目となり球団の最多記録を更新する。



