巨人のドラフト1位浅野翔吾外野手(18=高松商)が大物ぶりを発揮した。

9日、宮崎2軍キャンプ初のシート打撃を行い、フルスイングを貫いた。結果は2つの空振り三振含む3タコも、当てにいくことなく振り切った打撃内容で、大器の片りんを見せた。11日には1軍との紅白戦に「8番DH」で実戦デビューの予定。いよいよ1軍レベルを体感する。

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51番のユニホームが、体とともに豪快にねじれた。浅野はシート打撃の第1打席、追い込まれてから勢いよく打ちにいった。育成右腕・谷岡の低めのフォークボールに、バットは空を切り空振り三振。「タイミングは合っていたんですけど、なかなか手が出なかったんで、それはまだまだ。ボールかストライクか見極める選球眼をつけたい」と反省を口にする一方で、大物の風格を漂わせた。

初の実戦形式でフルスイングを貫いた。2打席目も空振り三振し、3打席目は変化球を打ちにいって二飛に終わった。2三振含む3タコ。ただケース打撃でも振り切り続け「当てにいくのはやめようと自分の中で決めていた」と守りの姿勢は一切なし。慣れるためにと、初球は全て見逃しから入ったが「プロのレベルでは見たところで簡単に打てない」と実戦形式だからこそ得られた教訓だった。

キャンプ初日、アーリーワークから振り込んでできた手のマメは、なくなりつつある。2日目で4つに増えても振り続け、血マメになってもやめなかった。手の痛みはキャンプの日常。分厚くなった手のひらに、快音の感触はないが「反省としては打てる球を見逃して打てない球を振っていた。1打席の中で打てる球は絶対くると思うので、それを積極的に打つのを徹底したい」と追い求める。

明日11日紅白戦で実戦デビューする。2軍の「8番DH」でスタメン予定で、途中守備にもつく見込み。「走攻守全てに自信がある。打てなくても守備と走塁で、走れなくても攻撃と守備でアピールできれば」と思い描き、今ある武器でぶつかっていく。【小早川宗一郎】

▽巨人山本(外角低めシュートで浅野を空振り三振)「変化球が甘くなったらレフトスタンドに運ばれるかと思いました」

▽巨人松井(スライダーで二飛に打ち取った浅野について)「雰囲気がありました」

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