楽天ドラフト1位の古謝樹投手(22=桐蔭横浜大)が3日、投内連係で存在感を示した。沖縄・金武キャンプ第1クール3日目。何度も好フィールディングを見せ「自分にしては上出来すぎ。もともと自分は投内はそんなに得意ではない方」と謙遜も、前日の宿舎では、サインの確認や起こり得るプレーをイメトレしてきた。「今日は結構、緊張した部分はあったんですけど、想定内で収まったかなと思います」。予習の成果が出て、胸をなで下ろした。

2度目のブルペンでは直球とスライダーで22球を投げ込んだ。「変化球は今日から投げ始めて、結構まとまりも出てきたので、次に入るときはキャッチャーを座らせてとかも考えながら自分のペースでやっていこうかなと思っています」と話した。

今江監督も絶賛した。「初めてフィールディングを見た。非常に器用なけん制やフィールディングをしていた。投手はそういうところで不安を抱える選手がいるが、古謝に関してはむしろレベルが高いぐらい。僕にとってはいい光景が見えました」と高評価。ブルペン投球を見守ったのは2度目で「彼の持ってるものっていうのは、やっぱりかなりのものなのかなと期待してます」と力を込めた。

【キャンプ写真特集】早朝からお疲れナマです!各地でアレもまいてますよ/撮るキャン!