オリックスが「ブラックフライデー」を突破した。金曜日は開幕から6戦全敗だったが、ようやく初勝利を挙げた。試合を決めたのは4番の森友哉捕手(28)だ。9回同点の1死一、二塁から2点適時二塁打。拳を突き上げて喜んだ。
「チャンスでいっぱい回してくれていた。自分が決めてやろうと思っていた。初球から絶対に決めてやろうと思っていた」。アブレイユの外角カットボールをとらえた、打球は左中間を突破。「逆方向に強い打球が飛ぶというのは1つのバロメーターでもあるので」と誇らしげに言った。
3、4月は打率1割9分8厘と苦しんだが、5月は3割4分5厘と上げてきた。無安打は2試合のみ。コンスタントに安打を放ち、4月以降で初めて打率2割5分を上回った。
「個人的にも、チーム全体でも良くなっている」と森は続けた。チームは2戦連続で今季最多タイとなる9得点。森以外にも3番中川が今季初3安打に1打点、5番紅林も2安打に今季初3打点と中軸がそろい踏み。ここ8試合中6試合で2桁安打と、春先の貧打が解消されてきた。
序盤の3点ビハインドをはねかえし、中嶋監督は「早めに返せたことが大きかった」と振り返った。2連勝で借金は4に減らした。まずは勝率5割へ白星を重ねる。【大池和幸】
▽オリックス紅林(3回に満塁から走者一掃の二塁打。今季初の1試合3打点)「有利なカウント(1ボール)でしたし、ゾーンに来たら思い切って打ちにいこうと思っていました」
▽オリックス東(6回4失点)「(先制された)序盤の部分もそうですが、チームが逆転してくれたあとのところを何とか抑えたかったし、リードを守れなかったことが悔しい」



