前夜サヨナラ負けの西武が、オリックスにやり返した。先発の隅田知一郎投手(26)が完封で今季6勝目を挙げた。打線は初回、4番に入ったアレクサンダー・カナリオ外野手(26)の適時打で先制。2回にも下位打線で満塁を作り、押し出しで2点目を入れた。5回にも長谷川信哉外野手(24)と古賀悠斗捕手(26)の適時打でさらに2点を加えた。
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カナリオは初回に先制適時打を放ち、一塁上でハンドルを回す動きをした。スーパーマリオとのコラボ試合だが、マリオカートではない。元メジャーのミゲル・テハダのパフォーマンス。「得点をもっと稼ぐぞ」という意味がある。
ネビン不在のこの日は4番打者。しばらくは1番起用が続いた。空回りもあるが獅子奮迅の活躍だ。18日、大阪でのオフにはUSJへ。「一緒に行った家族がすごく喜んでくれたことが、自分はうれしいです」。家族を愛する。そして、日頃からこう言う。
「すごくいいチームだと思います。日本に来て良かった。本当にライオンズが大好きです」
毎日前向きに球場へ来る。誠実で優しく仲間たちと接する。申告敬遠でもだらだらせず、きびきびと一塁へ走る。「本当に一生懸命やっているから結果が出てほしい」。春先からチームの皆が願い、その通りに成功をつかみかけている。
1年前の6月、ネビンの契約延長が決まった。球団がカナリオの働きをどう判断するかはここから次第。でもカナリオは西武が、日本が大好きだ。「アリガトゴザイマシタ」。取材後はいつも、身を縮めてお辞儀してくる。【金子真仁】



