楽天前田健太投手(38)がNPB復帰後の初白星でチームは3連勝、吉井監督新体制後本拠地初勝利をつかんだ。
初回から3者凡退と上々の立ち上がり。最速151キロの直球と変化球を織り交ぜ3、4、5回は走者を許さず、6回まで2塁を踏ませなかった。7回は先頭・長谷川に内野安打を浴びるも、続くネビンを三振。桑原の三振の間に進塁でこの日初めて得点圏まで走者を許した。続く平沢に「肝が冷えたどころじゃなかった(笑い)」というあわや本塁打というファウルを浴びたが、その後は二飛に打ち取り「僕自身に任せてもらった以上、しっかり抑えられたというのはすごく大きなイニングだった」と、マウンド上で大きくほえた。
2回、村林の犠飛と中島の右前適時打でもらった2点を援護に、7回114球、3安打無四球で無失点。気迫の投球でつかんだ、待望の移籍後初勝利に、お立ち台では目を潤ませた。白星を待ち望んだファンへ、広島時代に恒例だったマエケン画伯の直筆絵入りのプレゼント用Tシャツを披露。「ヒーロ-インタビューはファンの方に喜んでもらうためにやるものだと思うので」とほほえんだ。
◆前田健が114球 1試合で114球以上を投げたのはツインズ時代の20年8月18日ブルワーズ戦(115球)以来、日米を通じて6年ぶり。7回まで投げたのはツインズ時代の23年9月14日ホワイトソックス戦(7回)以来3年ぶり。
▼楽天前田健が今季初勝利。日本プロ野球での勝利は、広島時代の15年10月2日中日戦(マツダスタジアム)以来11年ぶりとなった。勝利ブランクの期間では10年大家(横浜=16年ぶり)、18年松坂(中日=12年ぶり)に次ぐ3位。西武戦は初勝利となり、広島、オリックスを除くNPB10球団から勝利。楽天の本拠地で勝ったのは12年6月2日以来14年ぶり2度目になる。これで日米通算166勝目(日本98勝、米国68勝)。日本通算100勝まであと2勝とした。
◆楽天吉井監督(就任後初の本拠地勝利で監督通算200勝)「(前田健も)気合い入ってましたね。さすがの投球でした。(打線も)つながりましたね、中島もよくあそこで1本打ってくれたんで助かりました」



