ソフトバンク山本恵太外野手(26)が復調を告げる大きな1発を放った。0-0で迎えた2回の第1打席。先頭打者で打席に入るとオリックス先発エスピノーザのカウント1-0からの2球目。149キロのツーシームを完璧に捉えた。打球は中堅への先制2号アーチとなった。「積極的に思い切ってスイングができた結果がホームランになってくれました」。背番号77は笑顔でダイヤモンドを周回した。
5月30日の広島戦でアクシデントに見舞われた。守備中に右翼フェンスに激突。その後の打席にも立ったが、フラつきは収まらず途中交代。脳振盪(しんとう)のため翌日に登録を抹消され、ファーム施設でのリハビリを余儀なくされた。18日のロッテ戦(ZOZOマリン)で約1カ月半ぶりに1軍合流。出場3試合目で自慢の長打力を披露することができた。
チームは球宴前の正念場9連戦に突入。千葉でロッテに3連勝も移動ゲームとなったこの日は、先発マウンドに上がった上沢直之投手(32)がピリッとしない。山本恵の1発で先制してもらったが、4回に2死から3連打で同点とされると、5回にも2死走者なしから杉沢に2号ソロを右翼テラス席に運ばれてしまった。6回108球を投げ2失点で降板した上沢は「2点目を取られてしまった場面、あそこを何とかしなければいけなかった」と唇をかんだ。



