阪神高橋遥人投手(30)が初出場の球宴で全球直球勝負に出た。プロ9年目で初の夢舞台。オール真っすぐで23球を投げ込み、2回を3安打無失点に抑えた。
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阪神高橋にとって忘れられない2日間になった。球宴第1戦の試合前練習後。「むずいなって感じです。なんか、学生の頃、入学した後を思い出す。むずい」。各球団からスターが集まる舞台。話したことのない選手もいる。特に、子どもの頃のあこがれだった巨人坂本、中日大野は特別な存在。「小さい頃から見ている選手はやっぱり緊張する」。マウンドでは無双の左腕も、緊張感でいっぱいだった。
少しずつ、自然と距離は縮まった。「(DeNA)東選手と(巨人)井上選手と2人だけじゃないかな? (巨人)田中選手はちょっとしゃべったな」。ベンチでは隣に座った井上に、身ぶり手ぶりで球種の握りを教えるシーンもあった。第2戦の先発マウンドを終えた頃には、顔をほころばせた。「結構みんなピッチャーはしゃべっているかなって。松山(中日)がめちゃくちゃ体でかいなっていうのと、めっちゃ話しかけてくれるんで、すごい、可愛いなって思いました(笑い)」。
初めての球宴はかけがえのない時間となった。「あんま知り合いがいなかったんで。みんなとしゃべって、あと、こういう人なんだっていう発見もすごいあった。もうよかったっす。めっちゃ」。声色に充実感がにじんでいた。【磯綾乃】



