オリックスが延長戦を制し、後半戦開幕を白星で飾った。延長戦は開幕から7戦5勝2分け。不敗神話を継続させ、貯金も復活させた。

4番太田椋内野手(25)が試合を決めた。延長10回、西武6番手中村悠の初球、低めへの145キロ直球をは振り抜くと、打球の行方を追った。「完璧でした」。初の3試合連続弾。確信の8号ソロを、右手を高く掲げ、一塁ベンチへガッツポーズ付きで届けた。

さらに1点を加えて迎えた10回裏、片山が2死満塁から押しだし四球で1点を失うと、今季最多のリリーフ投入9番手で山岡泰輔投手(30)を投入。代打源田にファウルで粘られながら6球で空振り三振に打ち取った。右腕は先発調整で今季を迎え、初戦の5月24日西武戦で1回持たず2失点KO。3年ぶりのセーブで雪辱も果たした。

岸田護監督(45)は「みんなで総力戦で勝てた」と4時間46分の死闘に一息。この日からベンチ担当の厚沢投手コーチと、ブルペンの比嘉投手コーチを配置転換した。ビジターに弱いチームへのカンフル剤も初戦ではまった。右目の異常から今季初めてメガネ姿でタクト。上位追撃への視界も開けてきた。