ソフトバンク打線がエース左腕の今季初登板に祝砲4発を含む16安打16得点の猛攻で白星をもぎ取った。
初回だった。1点を先制し、なおも1死二、三塁。5番牧原大成内野手(33)が右翼ポール際フェンスに高々と打ち上げた。フェンス上に走るフェアラインを直撃し、牧原大は三塁まで走ったが、ロッテ側のリクエストでリプレー検証。ファウルどころか本塁打と判定され一挙4点を挙げた。「ファウルと思いながら走っていたが、頼むからフェアであってくれと。(判定後は)ありがとうと思いました」と牧原大は笑顔で振り返った。
2回には周東佑京外野手(30)の2号ソロなど2得点。序盤で大量リードを奪ったが、攻撃の手は緩めない。4回には1番正木智也外野手(26)が8試合ぶりとなる17号ソロを「無心で集中した。自分のバッティングができてよかった」と豪快に左中間スタンドにたたき込んだ。勢いに乗った打線は湿りがちだった男のバットも再生。球宴前から打撃不振が続き、この日4番から6番に降格していた栗原陵矢内野手(30)が7回無死一塁から右翼席中段へ10試合ぶりとなる31号2ランを運び去った。「とにかく自分のスイングをすることに集中した」。アレルギー症状で9日の西武戦(ベルーナドーム)を欠場していた主砲が復調アピールだ。先発全員安打の猛打を見せつけ、ホークスが8月戦線も快走する。
▽ソフトバンク近藤(初回の先制右前打に)「打ったのはフォーク。先制のチャンスを絶対に生かそうと思った」
▽ソフトバンク周東(2回に4月12日の日本ハム戦以来となる2号ソロ)「タイミング、振り抜きよかった。月に1本は打ちたいけど、求められているところが違うので」



