ヤクルト・モンテル外野手(26)がプロ4年目、入団1年目で初めて、お立ち台で話した。 9回1死一塁でサンタナの代走として出場。左手でタッチをかわし右手でベースをさわる、“神ヘッスラ”で二盗を決めた。

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ヤクルト・モンテルはプロの世界に自分を連れてきた足を生かした。NPB入り前年の22年。四国IL徳島で前期は投手登録だったが、身体能力を生かして転向し後期からは野手登録でプレーした。短い期間だったが西武から育成ドラフトで指名された。当時から秀でていたのは「脚まわりのバネ」と徳島の南代表取締役は明かす。ジャンプ力や瞬発力系の数値が突出していた。

走力、そしてそれを生かすための打撃力も磨き続けてプロ4年目。昨季までは対戦相手の2軍監督としてポテンシャルを評価していた池山監督のもと、走攻守で躍動し1軍でのプレーが続いている。この日はついに初のお立ち台。「最高に気持ちいい。いままでやってきた走塁練習などが実を結んで、あそこにやっと立てた」と努力結実の瞬間でもあった。

この日につながる土台をつくったのは徳島時代。恩返しは忘れていない。先輩のNPB戦士がしてくれていたように、1年目から周りの選手の協力も得て用具を寄贈。「独立リーグには厳しい生活をしている選手もいる。力になれたら」。支え、努力が勝利につながった。今後もプレー、支援で“古巣孝行”を続けていく。【塚本光】