西武ルーキーの小島大河捕手(22)が4安打4打点、たくましき“獅子”として敵地での首位ソフトバンク戦3連敗を阻止した。二塁打、3ラン、安打と出て、サイクル安打も狙えたが「球場が狭いですし、足も速くないので」と、第4打席も内野安打を打った。

お立ち台では「福岡でも熱いご声援、ありがとうございます」と声を張った。くしくもこの3連戦、私設応援団の1つ「博多激獅会」が創設40周年というタイミングだった。同会の関係者は「勝てたらささやかな宴を…」と願っていたが、博多と名乗りつつ全国へ遠征する彼らの情熱にも、獅子1年目の若者が結果的に応えてみせた。

ソフトバンクは強いが、西口監督が「もちろん1位はまだあきらめてないし、10ゲーム以上離されるわけにもいかない」と話すように全員で食らいつく。どこかで打線の目覚めが必要で、そのきっかけとなるか。実は5日の早朝4時ごろ、立花義家打撃コーチ(67)が宿舎のベッドから落ちた。「打線が爆発する夢を見てたら、転げ落ちちゃってたんだよ」。5日に円陣で告白するとナインも盛り上がった。正夢になって立花コーチも「あ~、良かった良かった」。年齢、立場に関係なく、ライオンズの夢をかなえに行く。【金子真仁】

◆小島大河(こじま・たいが)2003年(平15)10月27日生まれ、神奈川県出身。東海大相模で1年時から内野手として活躍し、2年から捕手転向。3年春のセンバツ優勝。明大では2年春から正捕手を務め、ベストナイン2度。25年ドラフト1位で西武入団。今季はロッテとの開幕戦で初出場し、3月31日オリックス戦で初本塁打。今季推定年俸1600万円。178センチ、83キロ。右投げ左打ち。

【動画】西武小島大河が3ランホームラン 芸術的なインさばき

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