巨人が僅差の戦いを制し、首位阪神に食らいついた。

いきなりの劣勢だった。先発竹丸和幸投手(24)が初球で肩を落とした。1回、先頭の広島中村への1球目、内角高めの146キロ直球を左翼ポールギリギリに運ばれる先頭打者本塁打。故郷への凱旋(がいせん)登板は逆境で立ち上がったが、その後は連打を許さずに粘投をみせた。

5回、ドラ1ルーキーの投球に応えるように、打線が好機を逃さない。広島先発床田から四球、内野安打、犠打で一死二、三塁に。続く1番松本剛外野手(33)の当たりはゴロで三塁線へ転がった。三塁走者の平山功太内野手(22)が迷うことなく本塁へ突っ込むと、持丸捕手が送球をグラブではじき、タイミングはアウトもセーフ。ボールが転々と一塁ファウルゾーンを転がる間に、二塁走者の佐々木俊輔外野手(26)も一気にホームに戻ってきた。一挙に2点を挙げて、逆転に成功した。

リードをもらった竹丸は6回1死一塁、広島ファビアンを空振り三振に切った直後、マウンド上で左足を気にする仕草を見せ、緊急降板となった。誤算にも頼もしいブルペン陣がその後は奮起。5投手でその後をつないで逃げ切った。

竹丸は11勝目(9敗)を挙げ、新人王に前進。首位阪神も勝利したため、1・5差は縮まらなかったが、一戦必勝の戦いを続ける。

【プロ野球スコア速報】はこちら>>