“メジャー侍トリオ”が、推定飛距離150メートルの5階席への特大弾で度肝を抜いた。侍ジャパン大谷翔平投手(31)鈴木誠也外野手(31)吉田正尚外野手(32)が、2日連続で中日との壮行試合前の打撃練習でアーチ競演。MLBの規定で試合の出場は不可能だったが、3人あわせて日米計759本塁打のフルスイングが、観戦に訪れたファンを感激させた。
数字が順調な調整ぶりを証明した。大谷は25スイングで9本の柵越え。28スイングで11本の前日同様、ポンポンと放り込んだ。吉田は21スイングで11本、鈴木は23スイングで11本をマーク。前夜は吉田が21スイングで8本、鈴木は21スイングで5本で、ともに本塁打率が大幅にアップした。また、3人とも3連発もマークした。合流直後はあった時差ぼけも、日を追うごとに状態は上向いている。
メジャーリーガー3人の打撃練習中、球場のコンコースには異様な光景が広がった。打撃練習が行われたのは試合開始の約1時間20分前で、シーズン中なら売店に長蛇の列が作られる時間帯だが、ガラガラだった。多くのファンが席に座り、動画や写真を撮影。打撃練習が終わってから、売店、トイレともに長蛇の列ができた。
大谷はシーズンに向け、投手の調整も進めた。この日は第1便のバスで一番乗りで球場入り。中日の練習中に三塁側でキャッチボール、遠投で肩を作り、ブルペン投球した。1日からは大阪へと場所を移し、2日のオリックスとの強化試合から実戦出場が可能になる。ドジャース山本、ホワイトソックス村上、ブルージェイズ岡本も合流し、全員集合する。【久保賢吾】

