アマチュア13冠でプロボクシングWBA世界スーパーフェザー級4位堤駿斗(27=志成)がゴールドヘアで世界戦に王手を懸ける。14日、東京・後楽園ホールで同級11位フェリックス・バティスタ(29=ドミニカ共和国)との同級挑戦者決定戦を控え、13日には東京・水道橋で前日計量に臨み、両者そろってリミットよりも200グラム少ない58・7キロでクリアした。鮮やかな色彩の金髪ヘアで計量した堤は「3日前、2回ブリーチしました。これで気合が入りました」と口元を引き締めた。
当初はノンタイトル同級10回戦となっていた世界ランカー対決だったが、12日に挑戦者決定戦へと「格上げ」されたと発表。堤は「2~3日前に(挑戦者決定戦になると)聞きました。でも今までやってきたことは変わらないし、対戦相手をしっかりと倒す。勝つことが楽しみ」と自信の笑みを浮かべた。
昨年12月、サウジアラビアで当時のWBA世界同級王者ジェームズ・ディケンズ(35=英国)に挑戦が決まっていた堤だったが、試合2週間前に右眼窩(がんか)底骨折したために辞退。今回は負傷からの復帰戦となる。昨年8月のカイス・アシュファク(英国)戦以来、約11カ月ぶりのリングで、再び世界挑戦に王手を懸けるつもりだ。
拳を交えるバティスタは14勝(10KO)の世界ランカー。年内に世界挑戦をうかがっているが、この試合で勝たなければ、世界戦線から遠ざかる。堤は「楽しみっすね。時間が空いていろいろ考えましたが、やることは変わらない。レベルアップしたものを出して万全の状態で楽しみたい。相手も全勝でKO率も高い。何もさせずに倒して勝って存在をアピールしたい」と気合を入れ直していた。

