プロボクシング前東洋太平洋ウエルター級王者田中空(25=大橋)が8月19日、東京・後楽園ホールでレイモンド・ヤノング(32=フィリピン)との同級8回戦に臨むと13日、発表された。
5月2日、東京ドームで佐々木尽(24=八王子中屋)に判定負けし、王座陥落して以来、約3カ月ぶりの再起戦となる。所属ジム興行フェニックスバトル159大会のセミファイナルに組まれる。
東京・水道橋でカード発表会見に出席した田中は「しっかりとこの試合に勝てるように頑張りたい」と決意を口にした。昨年6月に世界挑戦した同年齢の佐々木にプロ初黒星を喫した悔しさは大きい。「めちゃくちゃ悔しくて、もう負けたくない。負けないようにしっかりと練習したい」と心境を明かした。
佐々木戦の1週間後から体を動かしていたという。9月21日には佐々木が日本、WBOアジア・パシフィック同級王者セムジュ・デビッド(33=中日)との3冠統一戦を控える。
試合視察するという田中は「もしできるのであれば(佐々木に)リベンジしたい」と強調。所属ジムの大橋秀行会長(61)は「この試合に(田中が)勝って(佐々木選手が3冠王座統一戦に勝てば、再戦させるつもりです」と後押ししていた。
また同興行では、東洋太平洋ミニマム級王座決定戦が組まれ、同級3位の北野武郎(22=大橋)が同級4位エルソン・トリニダード(フィリピン)と拳を交える。昨年10月、WBOアジア・パシフィック同級王座決定戦で判定負けを喫し、タイトル奪取を逃している立場。北野は「1回で取れずに悔しくてベルトが欲しい。必ず勝ち取りたいと思っている」と気合を入れ直した。
トリニダードについて「気持ちが強く、どんどん前に出てくる。パンチもあるなという印象。自分の距離を取って、左ストレートが1番うまく当たる距離で戦いたい」と試合イメージを膨らませた。興行の第1試合に組まれる。北野は「第1試合なので、会場を盛り上げてベルトを勝ち取りたい」と言葉に力を込めた。

