4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)の幼なじみで元Jリーガーの山口聖矢(32=大橋)が準決勝進出を逃した。潮崎優人(20=渡嘉敷)との同級トーナメント3回戦(準々決勝)に臨み、4回2分12秒、KO負け。2回に右アッパーを浴びてグラリとしたが、続く3回に左フックでダウンを先制。最終4回には激しい打ち合いとなると、カウンターの右フックを浴びてダウンを喫してKO負けとなった。計量後に山口が「倒すか倒されるか」と予想していた通り、ダウンの応酬で敗れた。

山口は「トレーニングしてきたことは出せたが、(ダウン奪取後の)詰めが…。経験不足だった。雑にいってしまった」と反省。井上尚弥、WBC世界バンタム級王者の弟拓真(30=大橋)とは朝のロードワークから一緒に取り組む関係。井上兄弟も応援に駆けつけていた。控室では井上尚から「お疲れさま」と声をかけられたという。

規定上ラストとなる3度目の新人王挑戦だった。過去2度はいずれも準決勝進出を逃しているだけに「三度目の正直」で挑んでいた山口が「ボクシングを始めた時の目標は全日本新人王だったので悔しい。まだ人生はあるし、ボクシングはまだやるつもり。年内はゆっくりし、また来年から」と前向きに話していた。