プロボクシングWBC世界スーパーフライ級2位のリカルド・マラジカ(28=南アフリカ)が17日、羽田着の航空便で来日した。
27日、トヨタアリーナ東京で同級1位坪井智也(30=帝拳)との同級王座決定戦を控える。母国から約18時間かけて日本に到着したマラジカは初来日。「もうコンディションも準備万端だ。今日はこれから日本がどうかを感じて学びたい」と長距離移動の疲労もみせず、リラックスした表情を浮かべた。
坪井がアマ時代の21年に世界選手権バンタム級で金メダルを獲得したことは知っているものの「動画はみていない。あまりイメージを根づかせたくないからだ。リングで向き合って彼の印象を決める」と自己解説。坪井対策よりも自身のひらめきを生かして戦う意向を口にした。
18年まで南アフリカ選手権を6度制覇するなどアマ戦績は60勝3敗と経験豊富ながら「オリンピック(五輪)や世界選手権を目指していたが、資金不足で実現できなかった」と明かした。だからこそプロで世界王座を奪う意気込みは強い。マラジカは「努力は必ず報われると自分は思っている。世界王座獲得のために努力してきた。だからこの王座に挑戦できるんだ」と強調した。
愛称は「マジックマン」。マラジカは「(相手の)パンチが当たらない。どんな相手でも、誰でも関係なく、自分が勝っているところを観客にみせつけることができる。それが由来だ」と豪語。坪井戦の決着イメージについて「それは試合をお楽しみに。だからマジックマンと呼ばれているんだ」と不敵な笑みを浮かべていた。

