プロボクシング元東洋太平洋フライ級王者・桑原拓(31=大橋)が10月9日、韓国・ソウルで再起戦に臨む。日本未公認となるWBAアジア・スーパーフライ級王座決定戦で、東洋太平洋バンタム級9位キム・ウーヒュン(29=韓国)と拳を交える。7日に現地入りしていた桑原は8日、前日計量に出席。300グラム少ない51・8キロでパスしたキムに対し、200グラム少ない51・9キロでクリアした。
桑原にとって昨年12月、WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(米国)に挑戦し、4回TKO負けを喫して以来、10カ月ぶりのリング。オラスクアガ戦で右眼窩(がんか)底を骨折し、手術を受けていた。約10カ月ぶりの試合はアウエー、1階級上、そしてプロ初となる海外マッチとなる。
再起リングに向け、8月にWBA世界ライトフライ級王者となった吉良大弥(志成)らとスパーリングを重ね、手応えも得ている。現在は世界ランキングも失った状態。日本未公認とはいえ、WBAアジア王座を手にすれば世界ランク復帰への道も大きくなるだけに負けられない1戦となる。
また同じ興行では日本ウエルター級8位野上昂生(25=大橋)が韓国同級4位パク・ジュヨン(31=韓国)との同級8回戦を控える。前日計量では両者そろって66・3キロで1発クリアした。25年8月に当時の日本同級王者セムジュ・デビッド(中日)に敗れてから2連勝中。タイトル再挑戦を見据えたプロ初の海外マッチとなる。

