日本ボクシングコミッションの2015年年間表彰選考会が22日、都内で行われ、WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志(36=ワタナベ)が最優秀選手賞に初選出された。内山は5月に2回TKO勝ちで10度目の防衛に成功し、大みそかのV11戦も3回TKO勝ちと、世界戦2試合で圧倒的な存在感を示した。36歳での同賞受賞は史上最高齢で、KO賞との2冠に輝いた。

 都内のジムでの練習後に報告を受けた内山は「MVPは初めてなので、素直にうれしい。去年はけがなく2試合できたし、自分にとってすごく良い年だった。この賞に恥じないように、さらに頑張っていきたい」と喜びを口にした。

 今年は、具志堅用高氏の持つ連続防衛記録13回の更新に注目が集まるが、V12戦では前WBA世界フェザー級王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)との米国でのビッグマッチもうわさされる。「大きい試合が決まってほしいし、防衛記録も抜いていきたい。ウォータースにも勝つ自信がある」と力を込めた。

 年間最高試合は、11月に米ラスベガスで行われたWBC世界スーパーフェザー級タイトル戦(三浦-バルガス)が選出された。三浦は9回TKO負けで王座陥落も、壮絶な打撃戦は、米スポーツ専門局ESPN、USAトゥデイ紙などでも年間最高試合に選ばれるなど、高い評価を受けた。表彰式は2月12日に東京ドームホテルで行われる。