今日8日のダブル世界戦の前日計量が、7日に都内で行われた。

 IBF世界ライトフライ級は王者八重樫東(33=大橋)がリミットを200グラム下回る48・7キロ、挑戦者の同級11位マルティン・テクアペトラ(26=メキシコ)が48・8キロで1発クリアした。八重樫は「ホッとした。ここまでは順調に来ている。気持ちは入っているので楽しみにしてください。できることに集中し、あしたまで気を抜かずにやりたい」と話した。

 計量後に水分補給をすると「早くごはんが食べたい」と、バナナ2本を手にして一足先にタクシーに飛び乗った。渋滞を嫌って東京駅で電車に乗り換え、横浜市内のジム近くにあるいつもの料理店に向かった。メニューは親子丼の具、うなぎ、雑炊などを注文済みだった。試合は東京・有明コロシアムでゴングとなる。