前WBC世界スーパーフェザー級王者で同級1位の三浦隆司(31=帝拳)が、約5カ月ぶりの再起戦をKOで飾った。昨年11月に米ラスベガスでフランシスコ・バルガス(メキシコ)に王座を奪われて以来のリングで、フィリピン、スーパーライト級8位ジミー・ボルボン(23)と対戦。

 開始直後からプレッシャーをかけると、初回終盤に豪快な左ストレートを顔面に決め、2分41秒KO勝ちした。「きれいに左が決まった。負けてから課題にしていたディフェンス面を意識して戦った。悔しさを晴らすにはもう1度世界王者になるしかない。バルガスにリベンジしたい」と話した。三浦の戦績は30勝(23KO)3敗2分けとなった。