日本を含め3冠王者藤本京太郎(31=角海老宝石)が、3連続KO防衛に成功した。
オーストラリア・クルーザー級王者アーロン・ラッセル(29)との対戦で、初回から積極的に攻めた。7回に右を打ち込むと相手陣営がタオルを投入し、7回28秒TKO勝ち。節目の20戦目で東洋太平洋は3度目、WBOは2度目の防衛となった。
普段はまずは足を使って様子見も、今回は初回から前に出ていった。ジャブを突き、右を打ち込み、ボディーも攻める。何度も何度もロープ際へ追い込んだ。今回は米国で1カ月スパーを積んだ。「米国の選手は日本と違ってみんな打ち合っていく」と、肌で感じたその成果で積極的に攻めた。
試合前には6回までのKOを宣言していた。「打ち合いにはいけたがまだまだ。中に入ってもう少し打ちたかった。距離があったし、体が思ったように動かなかった。7回までいったのは反省。ボクシングは難しい。コンディションも絶好調で上がらないといけない」と反省しきりだった。
リングからは「30歳までやると言ってもう31歳。世界やるまで、もう少しボクの人生にお付き合い下さい」と観客にお願いした。WBOでは6位につける。この階級はWBC王者ワイルダー(米国)とWBAスーパー&IBF&WBO王者ジョシュア(英国)の統一戦が期待されている。そこで陣営はWBA正規王者チャー(ドイツ)か、4団体統一後に返上の可能性が高いWBOのどちらかに挑戦するプランを明かした。

